大和葛城山
雨上がりの登山道にウツギの花が茂りだした、赤み掛かった花もまた良い
少なくなった花びらは雨に洗われ鮮やかなピンクのモチツツジ
摘んて口にすると甘く美味しいキイチゴ
花が実に変わったカタクリ、大きく育ったヤマブキの葉
すっかり花に被われたアズキグミの木、伸びてもはや木枝となったコシアブラ、タラの芽、これも伸びてまるで林のようになった山ウド、群生するショウジョウバカマの穂先は実となる
ササユリは今にも蕾を出さんとばかりに伸び、山上付近もすっかり夏の準備が整いつつある
山頂一面を覆いつくしたヤマツツジはすっかり花が枯れ、山肌は茶色掛かった斜面と変わっている
2W前のツツジ最盛期には座る場所さえ無かったほど大勢の人で賑わってていた葛城山
目の下にひろがる大和平野には、大和三山が子供たちがよく作るまるで砂山のように見える
いつのまにか雲が取れた金剛山から紀泉高原の山々、彼方には雲の上に弥山・八経などの大峯山系が頭をのぞかせていた。
水越峠から登り天狗谷へ降る今日の山歩き、今日の道中に巡り合った人は数えるほど静かな山歩きを楽しむ事が出来た





