05.01~03唐松岳

25.05.01ー25.05.03

2025年5月1日
天候:晴れ

GW前半と後半の狭間、道路もSAも混みあうこともなく、その上この天気、当然ご機嫌な移動となる
梓川SA 6:30⇒7:30八方尾根スキー場第三P
山麓駅8:20⇒兎平リフト⇒リフト⇒8:50八方池山荘(往復4,400円)

第二ケルンから唐松岳・不帰ノ嶮・天狗岳

八方池まで、と、いう人々は、背中の荷物もかるく、特に若者のグループで歩く人たちは見渡す景色に感嘆、感動の声を素直に溢れさせ楽しそうに歩いてゆく

五竜、鹿島、爺、不帰から天狗、白馬三山、頚城、妙高、高妻、浅間山と、いつもながら素晴らしい光景に囲まれる

不帰ノ嶮Ⅰ峰 天狗岳 白馬槍ヶ岳 杓子岳 白馬岳 小蓮華山


山行程
八方池山荘9:10→11:00八方ケルン→13:50丸山直下(幕場)

5月2日
八方尾根丸山下2400m(幕場)
時々、雷鳥の鳴き声がテントの外に聞こえる

強い風と小雪が舞い、霧で視界は悪い、それほど寒く感じないが、気温計はマイナス1℃を指している

主稜線まで行ってみて、後の行動を判断することとしてテントを出てみたが、早くも、この風では唐松岳ピークまで、大黒岳、五竜岳方面は見合すとの判断を余儀なくされる

登りだして間もなく、丸山を降ってくる単独行者さん「今日は小屋から降りてきたが、上は凄い風ですよ、気を付けて」と。


主稜線に出て、行くか止めるか少し迷うが、耐風姿勢の構えを確認しながらピークを目指す

雪稜では、突風を耐風姿勢でやり過ごす

爆風の中、頂上直下の雪稜をなんとかやり過ごして唐松小屋へ
五竜方面を断念したことからゆっくり小屋で時間を過ごした



幕場5:50→7:10唐松山荘→8:00唐松岳→8:30唐松山荘11:00→12:00幕場

5月3日
八方尾根 丸山下(幕場)8:00→8:30八方池→9:30八方池山荘
八方池山荘⇒リフト⇒リフト⇒兎平⇒山麓駅

日付が変わる少し前、「わー 星がきれい」と、テントの外からメンバーの声、入れ替わりに外へ出てみると、なるほど闇に光る星と不帰Ⅰ峰の真上辺りにこれまた綺麗に三日月が浮かんでいる

5:00am 昨朝より冷え込んでいるようだが気持ちのよい朝
雲海に浮かぶ戸隠連山上に美しい日の出 高妻山、妙高山、火打山、頚城の山々が美しく神秘的にさえみえる光景だ

ゆったりとした食事の後、南北に連なる後立山連峰、向かいには頚城山塊から妙高・戸隠、四阿山、浅間山、八ヶ岳、富士山、うっすらと見えるのは、中アか穂高方面かまで景色を惜しむかのようにわずかな距離をゆっくりゆっくり降る。


不帰を登るはずの山友さん、今日のスライドを楽しみにしたがそれも巡り合うこともなく
八方池山荘付近では雪解けの後に立山竜胆がいくつも可憐にひらき私たちの眼を楽しませてくれた。

白馬の湯に浸かった後、後立山連峰全体を眺めようと故郷へ

対峙するは、昨日降ってきた後立山

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